私とADHD ①

私がADHDグレーと言われたのは、2年前の3月のことです。

もしこれを読んでいるあなたが、
「なんで私はこんなにミスするんだろう…」と自分を責めたことがあるなら、
少しだけ私の話に付き合ってください。
きっと、どこかに共通点があると思います。

私は昔から、数字のミス、宛先間違い、メール送信ミス…
とにかく“ちょっとしたミス”が積み重なっていくタイプでした。

思い返せば、仕事を始めた約35年前からずっとです。
当時はメールなんてありませんでしたが、FAXの送信先を間違えて怒鳴られるのは日常茶飯事。
怒鳴られるたびに「どうして私はこうなんだろう…」と落ち込んでいました。
(今思えば、怒鳴られる頻度だけは誰にも負けなかった気がします。)

25歳の頃はCADで図面を仕上げる仕事をしていました。
建築士さんのラフ図面を、お客様に提案できる形に整える仕事です。
忙しかったけれど、図面を描くのはお絵かきみたいで楽しくて、
「この仕事、好きだなあ」と思っていました。

ただ、どれだけ自分でチェックして「これで完璧!」と思っても、
必ず修正が入ります。
一度で「OK」と言われたことは、ほとんどありませんでした。

ある日、出社するとコピー用紙に赤ペンで、

・チェックするときは赤ペンを使うこと
・どこを修正したのか記入すること

と殴り書きされていました。

ショックでした。
「また迷惑かけたんだ…」と胸がぎゅっとなる感じ。
それでも「気をつけよう」と取り組むのですが、ミスはなかなか減りません。

職場では次第に、
「まあ、あいつだから仕方ない」という空気が漂うようになりました。
その言葉が、冗談みたいで、でも冗談じゃなくて。
笑えないユーモアって、こういうことなんだなと今なら思います。

──でも、これはまだ“序章”です。

このあと、金融の仕事で経験したことや、
どうして私はこんなにミスが多いのか、
長年わからなかった理由が少しずつ見えてきます。

もしよかったら、もう少しだけこの話に付き合ってください。

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